“use”は「使う」という動詞ですが、形を変えると意味が変わります。その中でも代表的なのが、“used to”と“be used to”です。
- used to:①昔はよく…した ②かつて…だった
- be used to:…に慣れている
それぞれの意味と使い方を詳しく解説していきます。
「used to」の意味と使い方
used to
助動詞①昔はよく…した ②かつて…だった
“used to”の意味は2つあります。
- 昔はよく…した(過去の習慣)
- かつて…だった(過去の状態)
“used to”は助動詞なので、後ろに動詞の原形を置いて“use to do”という形で使います。昔のことについて述べる際によく使う表現なので、例文で覚えておきましょう。
「過去の習慣」を表す例文
“used to”は、今はしていないけど過去にしていた「習慣的動作」を表します。「昔は〜していたなぁ」と誰かに話す際によく使います。
例文1
例文2
例文3
例文4
例文5
「過去の状態」を表す例文
“used to”は、今は違うけど過去にはそうだった「過去の状態」を表します。
個人的には、海外からのお客さんと観光地を巡る際に、“There used to be A(かつてはAがありました)”をよく使います。
例文1
例文2
例文3
例文4
例文5
DUO3.0の例文
SECTION44 No.2454
「be used to」の意味と使い方
be used to
熟語…に慣れている
“be used to”の意味は、「…に慣れている」です。使い方は非常に簡単で、“be used to+名詞or動名詞”です。例文を紹介する前に、もう一つだけ熟語を紹介します。
- be used to:…に慣れている(状態)
- get used to:…に慣れる(動作)
この二つは合わせて覚えておきましょう。“be used to”は「すでに慣れている状態」を表すのに対して、“get used to”は「慣れる」という動作を表しています。
be used toの例文
“be used to”は、“be accustomed to”と言い換えることも可能です。余裕がある方は覚えておきましょう。
I’m used to living in Tokyo.(東京での生活に慣れています。)
=I’m accustomed to living in Tokyo
例文1
例文2
例文3
例文4
例文5
DUO3.0の例文
SECTION29 No.1632
get used toの例文
先述したように、“get used to”は「慣れる」という動作を表します。
これを進行形にするだけで、“be getting used to(〜に慣れてきた)”となります。私はよくこの表現を使うので、おすすめですよ!
I’m getting used to speaking English!(英語を喋るのに慣れてきた!)
例文1
例文2
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例文4
例文5
例文6
例文7